【デッサン】色んな角度からリンゴを描く
どうもボビンです。
今回はリンゴのデッサンを5つの角度からみて描いていきたいと思います。
以前リンゴのデッサンの記事(りんごを描くとデッサンの基本がわかる!!~りんごの捉え方と描き方~ - BOBIN)を書いてはいたのですが、リンゴの形があまりよくなかったので、改めて描いていこうという思いもあります。
ではでは、早速いこうと思います。結構画像が多いです(汗)
正面から
ちょっとはじめに言っておかないといけないことがあります。もしかしたら「やる気あるのか!」と思われるかもしれません。本当はリンゴが床に落とす影を描こうと思っていましたが、面倒だったので、今回はリンゴが宙にあるような状態だと思ってみてください。なので、影は描いてません。スミマセン😬
どこが正面かはよくわかりませんが、とりあえずこれから描くところを正面としておきます。
以前の記事(りんごを描くとデッサンの基本がわかる!!~りんごの捉え方と描き方~ - BOBIN)でも紹介したことですが、まずは大まかに捉えましょう。
こんなはっきりと描く必要はありません。ただ、意識としてこのような張りを念頭に描いていくことでかっこいい感じに描くことができるでしょう。
下描き
鉛筆は3Bを使いました。
リンゴは自然のものなので完全に左右対称ではありません。ですがなによりも不自然に見えないように注意します。
リンゴの面の変わり目や張っている部分にはなんとなくでいいので、鉛筆でその変化をとっておくと良いと思います。
塗る
引き続き3Bで描いています。 鉛筆は寝かせて使い、大まかな光かげを考えて塗ると良いと思います。細かな部分が気になってしまうとは思うのですが、今は無視しましょう。
こする
鉛筆で描く絵は無彩色(黒、白を混ぜて作られる色、黒白も含む)のモノクロであり、彩度(色の鮮やかさ)はゼロだと思うかもしれませんが、目の荒い画用紙に描いていると彩度を考えないといけなくなります。
そこで光かげのかげ側は彩度が低く、鈍い印象であるので、ティッシュや綿棒などでその部分を擦ると彩度を低くすることができます。
描き込み
おいっ、前のときよりめちゃくちゃ濃くなってるじゃん!そう思った方正解です。
本当は塗る段階でもう少し濃く塗ればよかったのですが、この段階にきてからもう少し濃い方がいいと思ってしまった次第なので、濃くすることにしました。スミマセン😬(2回目)
描き込むときは少し硬めの鉛筆に変えると描きやすくなると思います。ここではBやHBぐらいを使ってやってました。
描き込みの際、ただ鉛筆で描いたいくのではなく、次のような練りけしや細い消しゴムを使って描いていく(消していく)と手数が増えて見えます。
【サクラ】 ラビット デッサン用ねり消しゴム RDD-150
トンボ鉛筆 ホルダー型消しゴム モノゼロ 丸型 EH-KUR11 ブラック
完成
最後により硬め(F やHとか)なものを使いつつ調整なども加えて完成です。
リンゴは球体っぽいので、その形に沿って鉛筆を動かしたりすると立体的に見えやすくなります。
正面は終了です。次から紹介していく角度のリンゴも基本的に描き方は一緒なので、文字は少なめになると思います。
上から
個人的には上から見る角度がかっこいいと思っています(どうでもいい)。
下描き
正面からと同じで張っているところを意識して下描きをしていきます。
塗る
リンゴのヘタ付近はへこんでいて奥まったところなので、結構濃いめにしておきます。
こする
こする部分はかげ側です。
また、へこみの部分そして、ヘタによって作られる影をはっきりさせました。
描き込み
硬めの鉛筆を使って、リンゴの模様を描いていきます。
完成
ヘタの部分をはっきりさせることでキレのある感じになると思います。ぼやっとしないように注意すると良いです。
下から
ちなみにへこんだところにある星形のものを萼(がく)というそうです。
この角度は一番、のっぺりとしてある意味難しい場所です。僕的には見ていても面白くはないです。
でも気持ち的には
リンゴの凹凸(おうとつ)の迫り来る勢い。そしてその見事なへこみの部分にポツンと留まるこの萼(がく)は優しく静かに輝いているのである。
ぐらいの気持ちでやるとリンゴのよさが味わえるかもしれませんね😗
下描き
これも張りを意識して描いていきます。なんとなく掴めてきましたか?
塗る
こする
描き込み
完成
お気づきのとおり、描き方はほぼ一緒なので書くことがありませんが、完成です。
この角度は上からのリンゴに近いです。ただ、ヘタや萼(がく)以外に決定的に、違うことがあります。
それはリンゴの明度(明るさ、暗さ)です。上からのリンゴは赤いですが、下からのリンゴは赤に変化しておらず黄色っぽいです。なので、明度に表すと黄色より赤色の方が濃いので、デッサンでもより濃く描くことになります。
斜めから【1】
この角度からみるリンゴはまた雰囲気が変わります。
下描き
みる角度が違っても絵の見方、描き方は変わりません。
塗る
ヘタのあたりがこの段階だとまだ明るすぎますが、あとから修正しました。
絵に対してずっとのめり込んで描くのではなく、ときどき確認すると不自然な仕上がりにならずに進めていけると思います。
こする
完成
斜めから【2】
最後になりました。もうやることは決まっています。難しく考える必要もないですね😀
下描き
塗る
こする
完成
おわりに
ここまで見ていただきありがとうございます。途中から退屈だったかもしれません。でも本当に書くことがないくらい角度が変わってもやることは同じです(下描き→塗る→こする→描き込み)。みなさんも是非挑戦してみてください。
【使用した画材】
鉛筆はハイユニというシリーズを使いました。 三菱鉛筆 鉛筆 ハイユニ HB 1ダース HUHB
マルマン スケッチブック オリーブシリーズ F6 厚口画用紙 20枚 S86
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そんなこんなで、また♪