BOBIN

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【デッサン】球体の描き方~球体の光かげの感覚をつかみ立体的に描く!~

どうも、ボビンです。

今回は立体的な球体の描き方を自分なりの考えで紹介していきたいと思います。

球体を描くときの基本が分かるようになると他の複雑な形を描くときにも役立ちます。まずは球体を描けるようにしましょう。



円を描く

まず初めに円を描きます。球体はどこから見ても円なのでコンパスまたはフリーハンドで円を描きます。

ここではフリーハンドで描く方法をやっていこうと思います。(コンパスでも全く問題ありません。)

(1) 中心の点をとり、下図のように円の直径となる線をひく。このとき半径が等しくなるよう注意する。

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直径となる線は図では2本しか描いていないが、何本描いても大丈夫です(より正確に描けるようになります) 。


(2) (1)で引いた線に従って円を描いていきます。

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ちなみに、球形の果物や野菜といった自然界のものはただシルエットの線を引くのではなく、このフリーハンドで円を描く方法で形を決めてから 描くとよいと思います。


陰影をつける

まず、はじめにかげには二種類あります。陰と影です。

陰はもの自体にできるかげのことで、 影はものが落とすかげです。

この2つのかげをつけていきます。

影をつけました。

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陰をつけました。

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球と地面の接地面にできる影はしっかりとつけておくと、締まりのある絵になると思います。


反射光をとりこむ

地面(床)は光を受けて、その光を反射します。その反射光を取り入れることで立体的になっていきます。

地面側から光の反射を受けているのを意識して、少し練り消しや消しゴムを使って明るくします。


または円の直接、光が当たっている側と反射光を受けている側の中間にある部分をより濃くすることで立体的になります。

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かげ側を鈍くする

かげ側は鈍い(彩度が低い)という性質があるので、このままではいけません。では、どうすれば鈍くできるのか。 これのひとつの例としてティッシュや綿棒などのものでこすることで鈍くすることができます。

鈍くする前……

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鈍くしつつ、最終的に光影の見え方を調整して………

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これで完成です。


番外編


今までやってきたことを利用していくつかの球を描いてみました。


濃い色の球

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木のボール風

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金属の玉風

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ガラス玉

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りんご

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たとえば、上の画像のリンゴですが、完全な球体ではありません。でも、球体の光、かげ、反射光の感覚でりんごも立体的に描けようになります。

球は基本的な状ですが、この光影の仕組みが理解できるようになると、より立体感を表現できるようになると思います。



おわりに

一見、難しそうなものでも簡単な形で光影を捕らえることで今までにない発見も出来るかもしれません。

それでは、また(__)

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