【デッサン】バナナを描いてデッサンの基本と表現力を身につける方法
どうもボビン(@Bobin15842854)です。
今回はバナナのデッサンをしていきます。割りと簡単な方だと思うので、描き方のコツをこれからみていきましょう。
下描き
バナナは人工物ではなく自然のものなので、人工の物を描くときほどキッチリと描く必要はありません。
とりあえず、よく観察してみましょう。
今回は房の状態を描いていきます。見ていくポイントは
- 形
- 光かげ
- 色
- 質感
などです。それらを意識して描いていけば、大丈夫だと思います。これはどんなものをデッサンするときでも同様です。
下描きでは形、光かげを意識して立体的にバナナをみていきます。
ラフな感じで輪郭をとっていきました。 使った鉛筆は3Bです。あんまり硬い鉛筆だと、あとあと輪郭を修正するときに消しづらくなったり、力強い線が描きにくくなるので、僕は濃いめの鉛筆をつかいました。
光かげを作る
次に鉛筆を寝かせて描きながら大まかな光かげを作りたいと思います。
引き続き3Bで塗っていきました。この時点で鉛筆を立てて描くと、バナナの全体の光かげをみるのではなく細かく見てしまったり、塗るのに時間が掛かるので、面を作っていく意識で寝かせて塗っていきます。
(時間を掛けて描いていく絵ならいきなり鉛筆を立てて描くのも大丈夫です。最終的にちゃんと描けなら、結局何でもいいとは思います。)
かげ側を落ち着かせる
さっきの段階で大まかな光かげが作れました。ただ、画用紙にデッサンをしているので、かげ側がざらざらしていると思います。
なので、陰(影)側をティッシュなどでこすってみると落ち着くと思います。
拡大してみると
左側が擦る前、右側が擦った後です。
右側の方が落ち着いて見えると思います。何故なら色の鮮やかさである彩度が低くなったからです。
具体的にする
今までの作業で大きなベースが出来上がりです。あとは細かいところを具体的にしていき、質感や雰囲気をだしていきます。
この作業では、鉛筆を立てて使ったり、硬めの鉛筆(B系ではないものなど)を使うと進めやすいとおもいます。
バナナはいくつかの面に分かれて見えますが、パキっとしたようには分かれていません。面と面の変わり目が微妙に丸まっているので、そこの表情を読み取っていきます。
また、バナナの表面には黒い点がいくつかあると思いますが、これはシュガースポットといい、この表情をリアルに描くとバナナ感がより出ると思います。
(ちなみにこのシュガースポットが多く有るほど、甘くておいしいバナナです。そのほかりんごや桃などにも表面に点が見えますが、この点を果点といい、同様にこれがたくさんあるほど甘くなります。以上甘い果物の情報でした(^_^))
仕上げ・完成
最後に細かい部分など仕上げをして、自然な感じにして完成です。
とりあえずこんな感じで完成しました。
僕ぐらいのデッサンなら基本的なことが分かると誰でも描けると思うので参考にしてみてください。
また、何か描きます。
では、また(__)
【今回使用した画材】
【サクラ】 ラビット デッサン用ねり消しゴム RDD-150
マルマン スケッチブック 図案シリーズ A3 画用紙 S115
トンボ鉛筆 ホルダー型消しゴム モノゼロ 丸型 EH-KUR11 ブラック
こういったような細い消しゴムがあると細かい描写がしやすいかもしれません。
鉛筆は三菱の「ユニ」を使いました。
他にもデッサンに関するものを描いてます。良かったら見てみてください。