リアルに10円玉を描く
さて、今回はリアルに十円玉を描きました。
ところで、クイズなんかでよく十円玉の裏表はどっち、みたいな問題ありますね。
造幣局では便宜上、表を平等院鳳凰堂、裏を10という数字があるほう、とういうことにしているようです。(10円に限らず、硬貨は年号が書かれているほうが裏のようです。)
実は表側、つまり平等院鳳凰堂が描かれている方を描きたかったのですが、正直、小さすぎて見えませんでした(涙)
というわけで、気を改めて、裏側を描きたいと思います。
- 下描き
今回は下描きが一番難しかったと思います。数字、図柄がすこしでもずれたり、サイズが違ったりすると、違和感が出てしまうので慎重にやっていきます。
とりあえず、こんな感じです。
- 色をつける
いったん、アクリル絵の具で色をつけました。光を意識するため、光が当たっているところは塗らないようにしました。
- 細かな表情をいれていく
ここで、図柄や表面の金属の感じを出していきます。 そのまま、絵の具で描いてもよかったのですが、いろんな色の色鉛筆を使って描いていきました。
さらに描きすすめて、数字や図柄の細かい光影は細い筆を使い絵の具で描いていきます。
- 調整
最終的に光影、色あいを調整して完成しました。よかったら見てやってください。
十円玉を描いていて、思ったのは 普段見ているものほど、案外気づかないことって本当に多いってことです。
十円の図柄は常盤木(ときわぎ、常緑樹のこと)の葉っぱが、リボンで結ばれています。恥ずかながらリボンがあったなんて(゜ロ゜;と思いました。
今後もそういう類いのものに挑戦したいと思いました。
それでは、また。次回に…