BOBIN

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本気でカントリーマアム(バニラ味)を考察しリアルに描いてみた!


どうもボビンです。

今回はカントリーマアム(バニラ味)を真面目に考察して描いてみました。

その過程をざっくりと紹介していきたいと思っているので、どういう風に描いているか、何を意識して描いたか、気になる方は見てみてください。



描く前に食べる

しっとりとして柔らか。でも、外の部分はサクッとしている、豊かな食感。

くちどけのよいチョコをアクセントにコクのあるあじわいのバニラ風味が口のなかにじんわり広がる。うん、うまい(>.<)


いや。別にふざけてる訳じゃないですよ。食べることで、その雰囲気、空気感を感じることができます。何事も観察が大事です。

そして、時にはそれをあじわうことも必要です。

そうすれば、絵を描くときに自然と良い感じに描けることは多いです。いや、けっして、言い訳ではありませんよ。



下描き


では、下描きに取りかかっていきます。

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ちょーっとやり過ぎましたね(汗)

なにしろ、夢中で描いてましたので。下描きの段階でこんなにしっかりは描かなくいいのかもしれません。色鉛筆と絵具でこの後着色していくので、細かい文字とかは後で書くことができます。

下描きの段階で意識したことは、とにかくキッチリと、あとで修正することのないようにしました。



着色

主にアクリル絵具と色鉛筆を使って色塗っていきます。

ここからはどう塗っていくかは描く人の自由だと思いますが、僕はクッキー部分から描いていきました。やっぱり素材感がでる部分から描きたくなりますね。


クッキー部分

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いきなりクッキー部分は完成してしまいましたが、

ポイントはじっくり観察してみるコト

です。

カントリーマアムを観察してみると分かることですが、よくある中も外もサクッとしているクッキーとは違います。

カントリーマアムは食べなくても、見るだけで、サクッというよりは柔らか、しっとり系だとわかります。なぜそう見えるのか、考察してみます。


カントリーマアムはまず、表面がどちらかというとなめらかです。これがしっとりと見せているかもしれません。

つぎにカントリーマアムの形です。カントリーマアムの形の大きな特徴は真ん中部分がへこんでいることです。これが柔らかさに繋がっていると思います。

また、角はそんなに立っていないと思うのでやわらか~めに描いていきます。


こういう観察をしながら描いていくと、雰囲気、素材感を表しやすくなります。

それに描いているときにカントリーマアムを味わっているかのような気分になります。

これでクッキー部分は完成です(^^)v結構時間は掛かってます。



袋の部分

袋の部分を塗っていきます。

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袋の素材はだいたいプラスチックで、そこにアルミ蒸着(光にかざすと透ける)を使っているらしいです。違ったらスミマセン(._.)

なので、これを描くときはアルミホイル(光にかざしても透けない)のような「まさしく金属だぜ!」って感じで描くと素材が違って見えてしまうので、もうちょっと緩やかに描いていきます。

それと、難しいのが色の選択です。僕もあんまりうまくいかなかったですが、最終的にカントリーマアムらしく描ければいいかなと思ってやってました。

(ちなみに、こういうお菓子を温めて美味しく食べたいときに袋ごと電子レンジで温めることはしないでください。袋のアルミと反応して、火花を散らし、袋は無残にもしわくちゃになります。くれぐれも温めるときは、袋から取り出して温めてください。)


袋の下の部分に取りかかります。ここから具体的に僕がどういう風に描き進めたか説明していきます。

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袋の下の部分では、まずはざっとベースを絵具で塗っていきました。絵具だけでもリアルには描けると思いますが、色鉛筆があるのでそちらを使っていきます。

じゃあ、どういう感じで色鉛筆を使うんじゃい!!

ってことですが、陰の部分だったり、微妙な色の変化、グラデーションをきれいに繋げたいときに使いました。ただやっぱり、自分で使ってやってみることが何より良いと思います。

使った色はこんな感じです。


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結構色んな色を使いましたが、色の深みは出せると思います。

こういった感じでベースからリアルに描いていったのがこちらです。


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このまま描き進め……

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袋の赤色の部分以外は描き終わりました。

細かい文字や光が当たってくしゃっとなっているところは絵具を使い細い筆で描いていきました。



赤色の部分

一番細かい、根気のいる部分がこの赤色の部分です。まずベースを塗ります。


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このあたりで見慣れた感じになったんではないでしょうか。

この部分にはカントリー感(良い意味で田舎風)のある家の絵が描かれています。これが、またメチャクチャ細かい!

おまけに文字も細かいので大変でした。

とにかく描いていくしかありません。そうして描いたのがこれです。


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何度と赤を塗ったり白で塗ったりを繰り返してカントリーマアムの絵に近づけていきました。



調整・完成

あとは影を落として、微調整をして完成です。





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これで完成です。

いろいろ観察して、考えながら描くと少しはリアルに描けると思います。

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ちょっとはリアルに見えますかね。




おわりに

絵を描くに当たって何事も観察、観察!ってよく目にしますが、例えば僕はこうカントリーマアムをみて、考えて描いた、というのを紹介させていただきました。

少しでも楽しんで見てもらえたらうれしいです。また、為になってれたら尚ありがたいです。

また何か描いたら紹介したいとおもいます。

それでは、また(__)