BOBIN

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絵が下手でも諦めるな‼絵心をつける3つのポイント!!


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どうも、ボビン(@Bobin15842854)です。


絵心がないことで悩んでいる方がもしかしたらいるんじゃないかと思ったので、僕なりの絵心があるようにみせる描き方を紹介したいと思います。

ここでは絵が上手でない方が少しでもましに、また絵心があるようにみせることを目標としています。参考にしていただけるとありがたいです。





絵が下手とは


どんな絵も僕は個性があって好きですが、一般的に上手でない絵、絵心がない絵とは


何が描いてあるか分からない。

絵が見辛い。


だと思います。この二つを解消すれば、下手とは言われないはずです。

では、どうしたらこれを解消できるのかをこれから3つのポイント(ライン、形、表現)を紹介していきます。



ライン

まず、僕が描いた下手な絵です。

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見てわかる通り、


これ何かな?(※一応パンダです)


線が薄いし、よぼよぼ


こんな印象を受けると思います。

下手な条件二つをそなえてます。


これを改善するためにまず、ライン(線)の話をしたいと思います。


下手に見える線は

よぼよぼとしてきれいな線じゃない

二重、三重に重なった線

線がはみ出している


です。

(もちろん、下描きの段階では二重、三重の線でも、線がはみ出していても構いませんが、あとからきれいな線を引きます。あえて、よぼよぼとした線、二重、三重の線を使うことがありますが、それはしっかりとした絵が描けており、表現のひとつとして成り立っている場合なのでここでは考えないことにします。)


ではでは、これらを踏まえて先ほどの絵をよくしていきます。


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大分、見やすくなったと思います。これだけで、もしかしたら絵は下手とは言われないかもしれません。いや、まだ下手か……

ここにパンダらしい白黒を描くと……


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まあまあな感じになりました。

ただ、下手とは言われないかもしれませんが、なんか微妙ですよね。まだ、絵心があるとは言われないかなぁ~って感じです。なので、次にもう少しましになるポイントを押さえていきます。




先ほどの絵は形があまり良ありません。パンダはもう少し丸っこく可愛らしいイメージがあります。

そこで、形の丸みを意識して可愛く描きたいと思います。


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ちょっと絵心が出てきたと思います。

ここではパンダで紹介しましたが、他のものを描くときも極端にどこかが細くなったり、太くなったり、大きくなったり小さくなったりすると、下手にみえてしまうので、自然なバランスを意識して描きましょう。


ここまででおそらく絵が下手とは言われないないと思います。

それでは次の最後のポイント(表現)で絵心があるレベルまでに持っていきましょう!



表現


表現とはどういうことなのかというと、絵心がある絵はなにかしらいい雰囲気が表れていると思います。そこには様々な表現が使われいると思います。

またそれが絵の個性・良さとなるのですが、ここでは手っ取り早い表現を紹介し、描いみることにします。



色を工夫する

色をちょっと工夫することでいい雰囲気にする事はできます。パンダは白黒というイメージがありますが、あえて違ったイメージにすることで、プラスのイメージになることがあります。


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途中描いた微妙な絵でも、色で雰囲気が変わります。



二頭身で描く

二頭身でかくと、すごく可愛く描けます。そんなにリアルにも描かなくてよいので手っ取り早いと思います。


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絵が単純なのでとにかくラインはきれいに描いてください。



立体にする(かげをつける)

立体にする(かげをつける)ことで、上手にみせることができます。 先ほどの二頭身の絵にかげをつけて立体にしてみます。


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パンダの毛が白いのでかげもグレーに塗るのもいいですが、ちょっと色味をつけたかげにすることでオシャレにみえると思います。



線を工夫する

下の絵を使って説明していきます。


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線を工夫することで違った見え方にできます。

アウトラインがなかなかいい形にならなかったり、納得いかなかったら線の太さを変えてみます。


細い線

線を細くすることでアウトラインが気にならなくなります。

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太い線

線を太くすることで力強さが出ます。

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ただし、アウトラインを強調することになります。

自分的に上の絵はあまり良いアウトラインが描けてないので逆にアウトラインは目立たなくするほうが良くみえると思います。


線の色を変える

線の色を変えることで絵にひと要素加えることができます。

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これで見栄えは変わり、違った雰囲気にみえます。


線を消す

逆に線を無くしてみることでやわらかな雰囲気になります。

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他にも線はいろいろ工夫ができます。皆さんも自分なりの線を探して見ると良いと思います。

この絵を少し修正して、かげをつけると


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なんかいい感じになりますよね。



動きをつける


例えば、絵が上手でないとこんな感じの絵になることがあります。


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このままだと、足がよく分からないことになっているので、ほんのちょっとのひと工夫で動きが出ます。


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ただ、線をちょこっと、加えるだけで、立体的に立っているようにみえます。

あとは今まで紹介したように色をつけてみると……


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最初より動きがみえてきました。少し足を修正しています。

また、ここでもひとつポイントがあり、奥にある足を濃い色で塗ることでより立体的になります。



次にパンダが野球ボールを投げている動きのあるところを描きたいと思います。普通に描くとこうなります。


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やっぱり難しいです。このアングルは。


手が曲がっているから手を曲げて、描く。単純なことですが、これを絵に表すと、どうしても平面的に描いてしまうためにこういう絵になってしまいます。

正面からみると、遠くの足は小さく見えるので、それを、意識して描くと良いと思います。

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この絵の左足の部分はひざを曲げている状態ですが、分からなければ紙を折り曲げてどうなっているかみると、良いと思います。

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でも、実際これは難しいので、少しでもシンプルな形におきかえて考える意識が大事です。


この意識で実際に、ピッチャーがなげているところをみながら細かい動きを描くと上達すると思います。

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でも、こういう動きのあるポーズは絵心がある人でも難しいと思うので、描けるようになるにはやっぱり良くみて練習するとよいと思います。(上の絵もめちゃめちゃ上手に描けているわけではありません。)


ちなみに後ろの足の方が小さくなると言いましたが、もうひとつポイントがあります。


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赤い線を見ていただくと分かるように奥の足の方が赤い線が上にきています。なので、奥にあるものは手前にあるものと比べて少し上に描くことで空間を出すことができます。



リアルな表現


最後にリアルに描くことで簡単に絵心があるようにはみえます。

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ただ、これはパンダの構造や外見がどういうものかよく知っていないと描きづらいと思うので、絵心があるようにはみえますが練習が必要です。



おわりに

読んでくれた方がちょっとでも絵心があるようになってくれたらうれしいです。

今回紹介したのは僕なりのやり方なので、他にもいろいろ描き方はあると思いますが、参考になったでしょうか。 また何かためになるものを書きたいと思います。

それでは、また(__)



他にこんなものも描いてます。

写真のような絵を描きたい!必要なのは根気だけ? - 今日このごろ

デッサンでリアルに描く~目玉おやじの描き方~ - 今日このごろ

https://bobin.hatenablog.com/entry/2018/04/27/014203

ではでは(__)